新山が底力を見せた。初日は町田との対戦で不発となったが、二次予選9Rでは迷わず仕掛けて果敢に先行。同型の真杉、島川を封じて逃げ切りを決めた。「悔しくて初日の夜は眠れなかった」とライバルとの戦いが発奮材料になったもよう。「(2日目は)僕より若い2人が相手で、このまま若い世代にのまれるのは嫌だったので」と気持ちを前面に出し、闘志を燃やしてつかみ取った1着だ。本調子の時に比べると若干出来落ちするが、ライバルたちを封じたパワーは本物。準決11Rも気迫あふれる攻めで存在感を示す。
【宇都宮GⅡ3日目11R】新山 闘志燃やし
2022/3/20